読書感想「クララとお日さま」
読むにつれて解像度が上がっていく
AF(人工親友)のクララと病弱な少女ジョジ―の友情物語。
物事を観察して学習していくAF(人工親友)クララの目を通して
描かれているので、読者も読むにつれてこの世界のありようがわかってくる。
クララが目にしたもの、景色、
クララが聞いた周りの人たちの会話とともに
どんどん読んでるこちらの想像の解像度も上がっていく感じがとてもよかった。
周りの人たちと会話していく中で
それぞれの想いがわかっていき
クララはロボットなので動揺はなく
どこまでもジョジ―に従順なままなのですが
読んでるこちらはそれぞれの思惑や、悪意のなさ
に心が大きく揺さぶられ、もうたいへんです。
よく小説や映画などで人工知能やロボットが人間に反乱を起こすみたいなのがあったりしますけど、
意外とクララのようにどこまでも従順だったりするのではないのかな。
とか思ったりもします。
読み終えてからも、心に残り続ける作品です。
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